たった1行の追加で Air Explorer を使いやすくする
Air Explorer はクラウドをあたかも自分の PC のように扱う、とても便利なツールです。
他にもクラウド操作ができるものは多々あるようですが、使い勝手はこれが一番と感じています。Windows エクスプローラが2ペインになったような UI で、左が PC 、右がクラウドという配置です。操作もエクスプローラと同じですから迷うことは全くありません。
ファイルやデータをスマホとやり取りするときは Google Drive を介することが多いのですが、そんなときには大変重宝します。
フリー版と Pro 版がありますが、普通の使い方ならフリー版で充分です。
ただし!
フリー版は起動時に購入案内のスプラッシュスクリーンと新しいバージョンの通知が必ず表示され、終了時にも同じように表示されます。
少々待つだけだし、閉じるボタンをクリックするひと手間くらい・・・とも思いますが、なければより快適になるのは確かです。
Air Explorer フリー版は、起動時にまずオフィシャルサイト www.airexplorer.net と通信しています。
この通信をブロックしたらどうなるか、試しに、
C:\Windows\System32\drivers\etc\
にある hosts ファイルをテキストエディタで開き(エディタ起動は管理者権限が必須)、
0.0.0.0 www.airexplorer.net
の1行を追加して保存します。
これで Air Explorer を立ち上げると、めでたくスプラッシュスクリーンの立ち上がりなく、すぐに操作できるようになりました。
当然のことながら、hosts を書き換えたままでは、この PC では Air Explorer のオフィシャルサイトを閲覧できませんし、アップデートの通知も来なくなります。
必要なときは上の1行を一時的にコメントアウトします。
通信をブロックするなら、Windows ファイアウォール、あるいはそれに類した OneClickFirewall などで Air explorer 実行ファイルそのものの通信を遮断すれば良いようにも思われますが、これはダメです。
クラウドへのアクセスも殺されますので、全く使えない無用の長物となってしまいます。