それでも FAX を使う (送信編)
デジタル化が遅れている典型だと非難されても、いまだに FAX を使わざるを得ないことは多々あるものです。
以前から送信は FAXソフト(まいとーく)から PC に載せた FAXモデムを使い、受信はブラザーのFAX機能付き複合機で行っていました。ブラザーの PC-FAX機能 は、受信した FAX を複合機内のメモリーに保存し、随時 PC に転送して処理できるのが大変便利でした。印刷用紙の節減にも大いに貢献しました。
ところが、この複合機がとうとうご臨終となりました。
時期を同じくして Windows10 を導入するにあたって PC を新調したことでさらに事態が大きく悪化してしまいました。
母艦PC にPCI スロットがない!!!
とっくに PCI スロットなど絶滅したようで、PCI-Express という規格に変わっています。これではこれまで使っていた PCI バス仕様の FAX モデムボードが使えません。PCI-Express 対応の FAXモデムもあるにはあるようですが、価格が...
大昔はどんな PC にも FAX モデムが標準装備の時代もあったのですが。
昨今は安価な USB FAX モデムが主流のようですが、呼び出しトーンや「ピー ヒョロヒョロ」のネゴシエーション音が聞こえないのが私には物足りないというか不安で落ち着かないのです。
そこで仕方なく、PCI -Express から PCI に変換するボードを導入することにしました。
まあ何とも大げさになってしまいましたが...
変換ボードは国内で 3000円前後で販売されていますが、私は Aliexpress で¥1.000 ちょいで購入しました。
ちゃんと認識もしてくれたし、「まいとーく」からの送信も問題なしです。「ぴーひょろろ」が聞こえると安心します。